J.S.A.ソムリエ・ワインエキスパートの出題範囲のうち「ワインの基礎知識とサービス」に当たる練習問題を、解説と出典つきでまとめています。 答えを見る前に自分で考えたい場合は、解答形式の練習問題から解いてください。
問1
赤ワインの一般的な製法として正しいものはどれか。
正解: C. 黒ブドウの果皮・種を果汁と一緒に発酵・熟成させ、タンニンや色素を抽出する
赤ワインは黒ブドウの果皮・種を果汁と一緒に発酵・熟成させることで、タンニンや色素(アントシアニン)を抽出して造られる。
出典: 各種ワイン専門サイトの一般的な記述(例: モトックス「ワインのつくりかた」 https://www.mottox.co.jp/column/wine/wine-brewing)
問2
白ワインの一般的な製法として正しいものはどれか。
正解: D. ブドウを搾った果汁を濾して皮や種を除き、果汁のみを発酵させる
白ワインは、ブドウを搾った果汁を濾して果皮や種を除いた後、その果汁のみを発酵・熟成させて造られる。
出典: 各種ワイン専門サイトの一般的な記述(例: モトックス「ワインのつくりかた」 https://www.mottox.co.jp/column/wine/wine-brewing)
問3
ロゼワインの製法の一つ「セニエ法」の説明として正しいものはどれか。
正解: B. 黒ブドウを皮や種ごと短時間漬け込み、色が移った時点で果汁を引き抜いて発酵させる
セニエ法は、黒ブドウを果皮や種ごと短時間漬け込み、望む色合いになった時点で果汁を引き抜いて、その果汁だけで発酵を続けるロゼワインの製法である。
出典: 各種ワイン専門サイトの一般的な記述(例: THE CELLAR「ロゼワインは白・赤とどう違う?」 https://www.cavederelax.com/blogs/column/rose_wine)
問4
「タンニン」の一般的な説明として最も適切なものはどれか。
正解: E. ブドウの果皮・種・軸等に含まれる渋みのもととなる成分
タンニンは、ブドウの果皮・種・軸等に含まれる渋みのもととなる成分で、赤ワインの熟成過程で果皮・種と一緒に漬け込まれることで多く抽出される。
出典: 各種ワイン専門サイトの一般的な記述(タンニンに関する一般的な記述)
問5
スパークリングワインの製法の一つ「シャンパーニュ方式(トラディショナル方式)」の説明として正しいものはどれか。
正解: B. 瓶内で二次発酵を行い、瓶内に炭酸ガスを閉じ込める製法
シャンパーニュ方式(トラディショナル方式)は、瓶内で二次発酵を行うことで自然に発生した炭酸ガスを瓶内に閉じ込める、スパークリングワインの伝統的な製法である。
出典: 各種ワイン専門サイトの一般的な記述(スパークリングワインの製法紹介より)
問6
ワインの「ヴィンテージ」の説明として最も適切なものはどれか。
正解: B. ブドウが収穫された年を指す
ヴィンテージは、そのワインの原料となるブドウが収穫された年を指す。気候条件により年ごとの出来に差が出るため、ワイン選びの重要な情報の一つとされる。
出典: 各種ワイン専門サイトの一般的な記述(ヴィンテージに関する一般的な記述)
問7
ワインの「テロワール」の一般的な説明として最も適切なものはどれか。
正解: D. 気候・土壌・地形等、ブドウ栽培に影響を与える土地固有の環境要因の総体
テロワールは、気候・土壌・地形・標高など、ブドウ栽培に影響を与える土地固有の環境要因の総体を指すフランス語由来の概念で、ワインの個性を語る上で重要視される。
出典: 各種ワイン専門サイトの一般的な記述(テロワールに関する一般的な記述)
問8
ワインの「デキャンタージュ」の目的として正しいものはどれか。
正解: B. ワイン中の澱(沈殿物)を分離すること、およびワインを空気に触れさせることで香りをより鮮明に開かせることを目的として行う
デキャンタージュは、ワイン(特に赤ワイン)をデカンタに移し替える操作。目的は主に、ワイン中の澱(沈殿物)を分離することと、ワインを空気に触れさせることで酸化に伴う香りをより鮮明に開かせることの2つである。
出典: 日本語版Wikipedia「デキャンタージュ」 https://ja.wikipedia.org/wiki/デキャンタージュ
問9
ワインの一般的なサービス(供出)温度に関する記述として正しいものはどれか。
正解: B. 一般的に赤ワインは白ワインより高めの温度帯で提供され、タンニンのしっかりした赤は15〜18℃程度、より冷やして飲む白は6〜10℃程度が目安とされる
一般的に赤ワインは白ワインより高めの温度帯で提供される。目安として、タンニンのしっかりした赤は15〜18℃、複雑な辛口白は12〜16℃、軽やかでフレッシュに飲む赤は10〜12℃、より冷やして飲む白は6〜10℃程度とされる。温度が高いほど香気成分が立ちやすく香りが強調され、低いほど香りは抑えられる。
出典: 英語版Wikipedia「Wine」 https://en.wikipedia.org/wiki/Wine
問10
ワインテイスティングの基本的な手順として正しいものはどれか。
正解: B. 外観(清澄度・色)を見る→香りを嗅ぐ(スワリングして立ち上らせる)→味わう(酸味・甘味・タンニン等を確認する)、の順で行う
ワインテイスティングは一般に、外観(清澄度・色)を見る→香りを嗅ぐ(スワリングして立ち上らせる)→味わう(酸味・甘味・タンニン・苦味・果実味を確認し、戻り香や余韻を評価する)という順序で行われる。
出典: 日本語版Wikipedia「ワイン」 https://ja.wikipedia.org/wiki/ワイン