日本酒検定の出題範囲のうち「日本酒の基礎知識と原料米」に当たる練習問題を、解説と出典つきでまとめています。 答えを見る前に自分で考えたい場合は、解答形式の練習問題から解いてください。
問1
精米歩合60%以下の白米を使用した日本酒の分類として正しいものはどれか(酒税法上の分類基準)。
正解: E. 吟醸酒
精米歩合70%以下は本醸造酒、60%以下は吟醸酒、50%以下は大吟醸酒に区分される(いずれも他の要件も満たす必要がある)。
出典: 各種日本酒メーカー・専門サイトの公開情報(例: KUBOTAYA「日本酒の精米歩合とは?」 https://magazine.asahi-shuzo.co.jp/know/43)
問2
「純米酒」の一般的な定義として正しいものはどれか。
正解: A. 米・米こうじ・水のみを原料とし、醸造アルコールを添加していない日本酒
純米酒は、米・米こうじ・水のみを原料とし、醸造アルコールを添加していない日本酒を指す。
出典: 各種日本酒メーカー・専門サイトの公開情報(例: 美のさと・うまし酒の酒蔵紹介「日本酒の基礎知識」 https://binosato-umashisake.jp/contents/sake_blog/読めば買いたくなる日本酒の種類を完全攻略/)
問3
「大吟醸酒」の精米歩合の基準として正しいものはどれか。
正解: E. 50%以下
大吟醸酒は精米歩合50%以下の白米を使用することが基準の一つとされる(他の要件も満たす必要がある)。
出典: 各種日本酒メーカー・専門サイトの公開情報(例: KUBOTAYA「日本酒の精米歩合とは?」 https://magazine.asahi-shuzo.co.jp/know/43)
問4
「精米歩合」の説明として最も適切なものはどれか。
正解: A. 玄米を削った後に残った米の割合(数値が小さいほど多く削られている)
精米歩合は、玄米を削った後に残った米(白米)の割合を示す数値で、数値が小さいほど多く削られていることを意味する。
出典: 各種日本酒メーカー・専門サイトの公開情報(例: 酒みづき「精米歩合とは?」 https://www.sawanotsuru.co.jp/site/nihonshu-columm/knowledge/seimai-buai/)
問5
「火入れ」の一般的な目的として最も適切なものはどれか。
正解: C. 60〜65℃程度に加熱し、残った酵素の働きや火落ち菌の増殖を抑えて品質を安定させる
火入れは、日本酒を60〜65℃程度に加熱し、酵素の働きを止め、火落ち菌(乳酸菌の一種)の増殖を抑えることで品質を安定させ、長期保存を可能にする工程である。
出典: 各種日本酒メーカー・専門サイトの公開情報(例: 酒みづき「火入れのタイミングで変化する日本酒の味わい」 https://www.sawanotsuru.co.jp/site/nihonshu-columm/knowledge/heating-sake/)
問6
「生酒(本生)」の説明として最も適切なものはどれか。
正解: D. 火入れを一度も行わない日本酒で、フレッシュな味わいが特徴だが保存期間は限られる
生酒(本生)は火入れを一度も行わない日本酒で、フレッシュでフルーティーな味わいが特徴だが、保存できる期間は火入れをした酒に比べて限られる。
出典: 各種日本酒メーカー・専門サイトの公開情報(例: KUBOTAYA「日本酒の生酒とは?」 https://magazine.asahi-shuzo.co.jp/lookfor/46)
問7
「生貯蔵酒」の説明として最も適切なものはどれか。
正解: B. 貯蔵前は火入れをせず、出荷前のみ火入れをする日本酒
生貯蔵酒は、貯蔵前は火入れをせず生のまま貯蔵し、出荷前にのみ火入れを行う日本酒で、生酒のフレッシュ感を残しつつ、生酒より保管しやすい特徴を持つ。
出典: 各種日本酒メーカー・専門サイトの公開情報(例: KUBOTAYA「日本酒の生酒とは?」 https://magazine.asahi-shuzo.co.jp/lookfor/46)
問8
「生詰め酒」の説明として最も適切なものはどれか。
正解: E. 貯蔵前に火入れをし、出荷前には火入れをしない日本酒
生詰め酒は、貯蔵前には火入れをし、出荷前には火入れをしない日本酒で、火入れによって酸味が落ち着き、まろやかで甘味のある味わいになるとされる。
出典: 各種日本酒メーカー・専門サイトの公開情報(例: 酒みづき「火入れのタイミングで変化する日本酒の味わい」 https://www.sawanotsuru.co.jp/site/nihonshu-columm/knowledge/heating-sake/)
問9
「本醸造酒」の一般的な定義として正しいものはどれか。
正解: D. 精米歩合70%以下の白米を使用し、規定量以下の醸造アルコールを添加した日本酒
本醸造酒は、精米歩合70%以下の白米を使用し、香味・色沢が良好で、白米の重量の10%以下の規定量の醸造アルコールを添加した日本酒を指す。
出典: 各種日本酒メーカー・専門サイトの公開情報(精米歩合と特定名称酒の分類紹介より)
問10
日本酒の主原料として正しい組み合わせはどれか。
正解: A. 米・米こうじ・水
日本酒の主原料は米・米こうじ・水であり、これに醸造アルコールを加える場合とそうでない場合(純米酒)とで分類される。
出典: 日本酒の基礎知識に関する一般的な公開情報
問11
「唎酒(ききざけ)」の一般的な説明として最も適切なものはどれか。
正解: B. 香り・味・色などから日本酒の品質や特徴を評価すること
唎酒(ききざけ)は、香り・味・色などの観点から日本酒の品質や特徴を評価する行為を指す。
出典: 日本酒の基礎知識に関する一般的な公開情報
問12
「にごり酒」の一般的な説明として最も適切なものはどれか。
正解: D. もろみを粗い目のこし布で濾して造られる、白く濁った日本酒
にごり酒は、もろみを目の粗いこし布で濾すことで、米の成分が残り白く濁った状態に仕上げられる日本酒である。
出典: 日本酒の基礎知識に関する一般的な公開情報
問13
酒造好適米「五百万石」が開発された経緯として正しいものはどれか。
正解: D. 1938年に新潟県農事試験場で開発され、新潟県の米生産量が500万石を突破した1957年にちなんで命名された
五百万石は1938年に新潟県農事試験場で開発された酒造好適米で、1957年に新潟県の米生産量が500万石を突破したことを記念して命名された。
出典: KUBOTAYA(朝日酒造)「五百万石とは?」 https://magazine.asahi-shuzo.co.jp/know/279
問14
酒造好適米「五百万石」の特徴として正しいものはどれか。
正解: A. 大粒で心白が大きく麹が造りやすいが、心白が大きいため高精白(精米歩合を大きく下げること)が難しい
五百万石は大粒で心白が大きく麹を造りやすいが、その心白の大きさゆえに50%以上の高精白は難しいとされる。
出典: KUBOTAYA(朝日酒造)「五百万石とは?」 https://magazine.asahi-shuzo.co.jp/know/279
問15
日本で代表的な酒造好適米の一つで、五百万石に次いで有名とされ、2001年には作付面積で五百万石を上回った品種はどれか。
正解: A. 山田錦
山田錦は五百万石に次いで有名な酒造好適米で、作付面積では2001年に五百万石を上回ったとされる。
出典: KUBOTAYA(朝日酒造)「五百万石とは?」 https://magazine.asahi-shuzo.co.jp/know/279
問16
「酒造好適米(酒米)」の位置づけとして正しいものはどれか。
正解: D. 日本酒造りに適するように開発されたお米で、一般的な食用米とは異なる
酒米(酒造好適米)は、日本酒造りに合うように開発されたお米であり、一般的な食用米とは異なる位置づけとされる。
出典: KUBOTAYA(朝日酒造)「五百万石とは?」 https://magazine.asahi-shuzo.co.jp/know/279
問17
兵庫県西宮市で産出する、古くから良質な酒造用水として有名な水の名称はどれか。
正解: B. 宮水(みやみず)
宮水は「西宮の水」と呼ばれていたものが略されて「宮水」になったといわれ、古くから良質な酒造用水として有名である。
出典: 日本酒造組合中央会「日本酒用語集」 https://japansake.or.jp/sake/about-sake/glossary-of-sake/
問18
「杜氏(とうじ)」の役割として最も適切なものはどれか。
正解: B. 酒造りの最高責任者として、蔵人の監督や醸造方法の決定、発酵状態の管理などを行う
杜氏は酒造りの最高責任者であり、蔵人の監督・管理、醸造方法の決定や醸造計画の立案、発酵状態のチェックなどを担う。
出典: KUBOTAYA(朝日酒造)「杜氏(とうじ)とは?」 https://magazine.asahi-shuzo.co.jp/know/842
問19
「杜氏」という呼称・制度の歴史について正しいものはどれか。
正解: B. かつて酒造りを担った女性「刀自(とじ)」の呼び名に由来し、現代のような杜氏制度は江戸時代初期に始まったとされる
杜氏という呼称は、かつて酒造りを担当していた女性を「刀自(とじ)」と呼んでいたことに由来するとされ、現代のような杜氏制度は江戸時代初期に始まった、400年近い歴史を持つ伝統的な制度とされる。
出典: KUBOTAYA(朝日酒造)「杜氏(とうじ)とは?」 https://magazine.asahi-shuzo.co.jp/know/842