趣味資格ドリル色彩検定3級光と色の物理・色覚

色彩検定3級 光と色の物理・色覚の練習問題(17問)

色彩検定3級の出題範囲のうち「光と色の物理・色覚」に当たる練習問題を、解説と出典つきでまとめています。 答えを見る前に自分で考えたい場合は、解答形式の練習問題から解いてください。

このページの練習問題は、色彩検定協会の公式教材・試験問題を転載したものではありません。協会の公表資料・一般的な色彩学の知識に基づき独自に作成した問題です。公式団体・公式教材とは無関係です。出典は各問題の解説に明記しています。
  1. 1

    人間が肉眼で知覚できる光(可視光線)の波長範囲として、一般に広く使われている近似値はどれか。

    • A約380〜780nm
    • B約1,000〜2,000nm
    • C約780〜1,500nm
    • D約100〜300nm
    • E約10〜50nm

    正解: A. 約380〜780nm

    可視光線の波長範囲は一般に約380nm〜780nmとされる。これより波長の短い光は紫外線、長い光は赤外線であり、人の目では知覚できない。

    出典: エックスライト「可視光スペクトルとは?波長・色の仕組みと産業応用を徹底解説」 https://www.xrite.com/ja-jp/blog/visible-light-spectrum

  2. 2

    「光の三原色」の組み合わせと、それらを混ぜ合わせたときの明るさの変化として正しいものはどれか。

    • Aシアン・マゼンタ・イエローで、混ぜるほど暗くなる
    • B赤・緑・青で、混ぜるほど明るくなる
    • C赤・黄・青で、混ぜるほど明るくなる
    • Dシアン・マゼンタ・イエローで、混ぜるほど明るくなる
    • E赤・緑・青で、混ぜるほど暗くなる

    正解: B. 赤・緑・青で、混ぜるほど明るくなる

    光の三原色は赤(R)・緑(G)・青(B)の3色で、これらの光を重ねる加法混色では混ぜるほど明るくなり、すべて重ねると白色光に近づく。テレビやディスプレイの発色に用いられる。

    出典: ゆみねこの教科書「『色の三原色』とは?光の三原色・色料の三原色・加法混色と減法混色を解説」 https://kyoukasyo.com/junior-high-school/three-primary-colors/

  3. 3

    「色料の三原色」の組み合わせと、それらを混ぜ合わせたときの明るさの変化として正しいものはどれか。

    • Aシアン・マゼンタ・イエローで、混ぜるほど明るくなる
    • B赤・緑・青で、混ぜるほど暗くなる
    • C白・黒・グレーで、混ぜても変化しない
    • Dシアン・マゼンタ・イエローで、混ぜるほど暗くなる
    • E赤・緑・青で、混ぜるほど明るくなる

    正解: D. シアン・マゼンタ・イエローで、混ぜるほど暗くなる

    色料の三原色はシアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)の3色で、インクや絵の具など色材を重ねる減法混色では混ぜるほど暗くなり、理論上は黒に近づく。印刷などに用いられる。

    出典: ゆみねこの教科書「『色の三原色』とは?光の三原色・色料の三原色・加法混色と減法混色を解説」 https://kyoukasyo.com/junior-high-school/three-primary-colors/

  4. 4

    「光源色」と「物体色」の説明として正しいものはどれか。

    • A光源色はすべて白色光に限られる
    • B光源色はLEDやディスプレイのように自ら発光する光の色、物体色は塗料や紙など物体表面からの反射や透過によって見える色である
    • C光源色・物体色という区別は色彩学には存在しない
    • D光源色は塗料や紙などが反射して見える色、物体色はLEDやディスプレイのように自ら発光する色である
    • E物体色は必ず光源色より明るく見える

    正解: B. 光源色はLEDやディスプレイのように自ら発光する光の色、物体色は塗料や紙など物体表面からの反射や透過によって見える色である

    光源色はLEDや蛍光灯、ディスプレイなど自ら発光する光の色を指し、物体色は塗装板や紙、繊維など、外部からの光を反射・透過することで見える色を指す。

    出典: エックスライト「色度測定器とは?物体色・光源色から理解する色度計の基礎」 https://www.xrite.com/ja-jp/blog/shikidokei

  5. 5

    光源の「色温度」の説明として正しいものはどれか。

    • A単位はケルビン(K)で表され、数値が低いほど赤み・黄みがかった光色に、高いほど青みがかった光色になる
    • B数値が高いほど赤みがかった光色になる
    • C数値が低いほど青みがかった光色になる
    • D色温度は演色性と全く同じ概念である
    • E単位はルクス(lx)で表される

    正解: A. 単位はケルビン(K)で表され、数値が低いほど赤み・黄みがかった光色に、高いほど青みがかった光色になる

    色温度は光の色合いを表す指標で、単位はケルビン(K)。数値が低いほど赤み・黄みを帯びた暖かい光色になり、数値が高いほど青みを帯びた光色になる。

    出典: エックスライト「色温度とは?初心者のための基礎知識と産業での活用方法」 https://www.xrite.com/ja-jp/blog/color-temperature

  6. 6

    光源の「演色性」を表す「平均演色評価数(Ra)」の説明として正しいものはどれか。

    • ARaの値は照明の消費電力を表す
    • B基準光の下での色の見え方を100とし、複数の試験色に対する演色評価数を平均して表した数値である
    • CRaは常に0〜10の範囲で表される
    • D色温度と全く同じ単位・意味を持つ数値である
    • E数値が低いほど、物の色を基準光に忠実に再現できる光源である

    正解: B. 基準光の下での色の見え方を100とし、複数の試験色に対する演色評価数を平均して表した数値である

    演色性は光源が物の色をどれだけ忠実に再現するかを示す性質で、平均演色評価数(Ra)は基準光での見え方を100とし、8種類の試験色における演色評価数を平均して数値化したもの。100に近いほど演色性が高い。

    出典: 遠藤照明ヒカリイク「演色性とは?Raの意味・数値の見方と照明選びへの影響」 https://www.endo-lighting.co.jp/hikariiku/knowledge/14387/

  7. 7

    物体に光が当たったときの反射の度合いを波長ごとに示したグラフの名称として正しいものはどれか。

    • A色度図
    • B分光反射率曲線
    • Cヒストグラム
    • D色相環
    • E演色評価曲線

    正解: B. 分光反射率曲線

    物体に光が当たると波長ごとに反射・吸収の度合いが異なり、その反射の割合を波長ごとに示したグラフを分光反射率曲線という。物体を光が透過する場合は分光透過率曲線という。

    出典: プラスカラーズ「物体色に影響する光の性質【反射・吸収・透過】」 https://pluscolors.net/color_knowledge/objects-color/

  8. 8

    ディスプレイの発色と印刷物の発色における混色の違いとして正しいものはどれか。

    • Aディスプレイも印刷物も混色の原理は使われていない
    • Bディスプレイは光の三原色(RGB)による加法混色、印刷物は色料の三原色(CMY)による減法混色である
    • Cどちらも色料の三原色(CMY)による減法混色である
    • Dどちらも同じ加法混色の原理で発色する
    • Eディスプレイは色料の三原色(CMY)による減法混色、印刷物は光の三原色(RGB)による加法混色である

    正解: B. ディスプレイは光の三原色(RGB)による加法混色、印刷物は色料の三原色(CMY)による減法混色である

    テレビやスマートフォンなどのディスプレイは光を重ねて発色する加法混色(RGB)を用い、印刷物はインクを重ねて発色する減法混色(CMY)を用いる。加法混色は混ぜるほど明るくなり、減法混色は混ぜるほど暗くなる。

    出典: ゆみねこの教科書「『色の三原色』とは?光の三原色・色料の三原色・加法混色と減法混色を解説」 https://kyoukasyo.com/junior-high-school/three-primary-colors/

  9. 9

    明るい場所では同じ明るさに見えていた赤色と青色が、暗くなると赤色は暗く、青色は相対的に明るく見えるようになる現象を何というか。

    • Aプルキンエ現象
    • Bメタメリズム(条件等色)
    • C補色残像
    • D同化効果
    • Eハレーション

    正解: A. プルキンエ現象

    プルキンエ現象は、明所から暗所に移るにつれて目の視感度のピークが長波長側(赤系)から短波長側(青系)へ移ることで生じる現象で、暗くなると相対的に青系が明るく、赤系が暗く見えるようになる。

    出典: Wikipedia「プルキンエ現象」 https://ja.wikipedia.org/wiki/プルキンエ現象

  10. 10

    明るい場所で物を見る「明所視」において、人の目の視感度(明るさを感じる感度)が最も高くなる波長帯はどれか。

    • A約380nm付近(紫)
    • B約700nm付近(赤)
    • C波長によって視感度に差はない
    • D約555nm付近(黄緑)
    • E約780nm付近(赤外線との境界)

    正解: D. 約555nm付近(黄緑)

    明所視では、網膜の錐体細胞の働きにより約555nm付近(黄緑色の波長帯)で視感度が最も高くなる。暗所視ではこのピークが約507nm付近(青緑)へ移る(プルキンエ現象)。

    出典: Wikipedia「プルキンエ現象」 https://ja.wikipedia.org/wiki/プルキンエ現象

  11. 11

    光の三原色(赤・緑・青)をすべて同じ強さで重ね合わせるとどうなるか。

    • A黒色になる
    • B白色光に近づく
    • Cグレーになる
    • D必ず補色関係の2色になる
    • E元の色のまま変化しない

    正解: B. 白色光に近づく

    光の三原色(RGB)を重ねる加法混色は混ぜるほど明るくなる性質を持ち、赤・緑・青をすべて同じ強さで重ねると白色光に近づく。

    出典: ゆみねこの教科書「『色の三原色』とは?光の三原色・色料の三原色・加法混色と減法混色を解説」 https://kyoukasyo.com/junior-high-school/three-primary-colors/

  12. 12

    色料の三原色(シアン・マゼンタ・イエロー)の色材を理論上すべて均等に混ぜ合わせるとどうなるか。

    • A白色になる
    • B黒色に近づく
    • C混ぜるほど彩度が上がる
    • D元の色のまま変化しない
    • E必ず無彩色以外の鮮やかな色になる

    正解: B. 黒色に近づく

    色料の三原色(CMY)を混ぜる減法混色は光を吸収する量が増えるため混ぜるほど暗くなり、理論上すべてを均等に混ぜると黒に近づく。

    出典: ゆみねこの教科書「『色の三原色』とは?光の三原色・色料の三原色・加法混色と減法混色を解説」 https://kyoukasyo.com/junior-high-school/three-primary-colors/

  13. 13

    分光組成の異なる2つの色が、ある光源の下では同じ色に見えても、別の光源(電球色から昼光色に変えるなど)の下では違う色に見える現象を何というか。

    • A併置混色
    • B条件等色(メタメリズム)
    • Cプルキンエ現象
    • D色収差
    • E加法混色

    正解: B. 条件等色(メタメリズム)

    条件等色(メタメリズム)は、分光強度分布が異なる2つの色刺激が特定の光源下では同じ色に見えても、別の光源下では異なる色に見える現象で、人の目には3種類の錐体細胞しかないために起こる。

    出典: Wikipedia「条件等色」 https://ja.wikipedia.org/wiki/条件等色

  14. 14

    太陽光をプリズムに通すと分散して虹のようなスペクトルが現れる。その際の色の並び順として正しいものはどれか。

    • A青→緑→黄→橙→赤の順にしか分かれない
    • B常にランダムな順序になる
    • C赤→橙→黄→緑→青→藍→青紫(波長の長い方から短い方へ)
    • D波長の短い方から長い方へ赤が先頭にくる
    • E白→黒→グレーの順に分かれる

    正解: C. 赤→橙→黄→緑→青→藍→青紫(波長の長い方から短い方へ)

    太陽光は多様な波長の光からなる複合光で、プリズムを通すと波長の違いにより屈折率が異なるため分散し、波長の長い方から短い方へ「赤→橙→黄→緑→青→藍→青紫」の順にスペクトルが現れる。

    出典: デザインエンジニアとしての学び「色彩検定3級 ここは押さえておこう!色はなぜ見えるのか」 https://ryo-ux-it-agile.com/color-test-1/

  15. 15

    コマのような回転体の表面に複数の色を塗って高速で回転させると、目の中で色が混ざり合って中間の色に見える混色方法を何というか。

    • A同時加法混色
    • B減法混色
    • C併置(併置加法)混色
    • D回転混色(継時加法混色)
    • E補色残像

    正解: D. 回転混色(継時加法混色)

    回転混色(継時加法混色)は、コマなど回転体の表面に塗った複数の色を高速回転させることで、目の中で時間的に混ざり合い中間の色に見える混色方法。色を細かく並べて配置し目の中で混ざって見える併置(併置加法)混色とあわせて、中間混色に分類される。

    出典: いろとさい「【色彩検定3級対策】混色とは?光と色料の違い・加法混色と減法混色を解説」 https://irotosai.com/sikisaikentei-3rd-grad-mixed-colors/

  16. 16

    ステンドグラスのように、光源からの光の一部だけが物体を通り抜けて目に届くことで色が認識される仕組みを何というか。

    • A演色
    • B吸収
    • C透過
    • D反射
    • E屈折率

    正解: C. 透過

    物体に光が当たると反射・吸収・透過のいずれかが起こり、ステンドグラスのように光を通す物体では、透過した光の波長によって色が決まる。全ての光を吸収する物体は黒く見える。

    出典: プラスカラーズ「物体色に影響する光の性質【反射・吸収・透過】」 https://pluscolors.net/color_knowledge/objects-color/

  17. 17

    照明の色や明るさの条件が変化しても、同じ物体を安定して同じ色として知覚する現象を何というか。

    • A色の恒常性
    • B進出色
    • Cハレーション
    • D同時対比
    • E面積効果

    正解: A. 色の恒常性

    色の恒常性とは、照明光の条件が変わってもその色に引きずられることなく、同じ物体を安定して同じ色として知覚する現象である。例えば赤いリンゴは青みがかった照明の下でも赤く感じられる。

    出典: 脳科学辞典「色の恒常性」 https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E8%89%B2%E3%81%AE%E6%81%92%E5%B8%B8%E6%80%A7

この資格を演習で解く

練習問題を解く(100問)

色彩検定3級の他のトピック