eco検定(環境社会検定試験)の出題範囲のうち「環境問題の基礎知識」に当たる練習問題を、解説と出典つきでまとめています。 答えを見る前に自分で考えたい場合は、解答形式の練習問題から解いてください。
問1
eco検定の出題範囲に含まれる分野として適切でないものはどれか。
正解: C. 刑事訴訟法における証拠能力の判断基準
eco検定の出題範囲は地球の基礎知識、環境問題、持続可能な社会へのアプローチ、各主体の役割などで構成され、刑事訴訟法のような法律分野の専門知識は含まれない。
出典: 各種資格解説サイトの一般的な記述(例: 資格hacker「eco検定はどんな問題が出題される?」 https://shikakuhacker.net/certification/30965/)
問2
「循環型社会」の考え方として最も適切なものはどれか。
正解: A. 廃棄物の発生抑制(リデュース)・再使用(リユース)・再生利用(リサイクル)を進める社会
循環型社会は、廃棄物の発生抑制(リデュース)、再使用(リユース)、再生利用(リサイクル)の3R(ものによっては4R・5R)を進め、資源を有効活用する社会を指す。
出典: 環境省「循環型社会形成推進基本法」等の公開情報
問3
オゾン層保護のための国際的な枠組みとして正しいものはどれか。
正解: D. ウィーン条約(1987年発効)とモントリオール議定書(1989年発効)
オゾン層保護のための国際的枠組みとして、ウィーン条約(1987年発効)と、それに基づきフロン等のオゾン層破壊物質の生産・消費を規制するモントリオール議定書(1989年発効)がある。
出典: 環境省「モントリオール議定書」 https://www.env.go.jp/earth/ozone/montreal_protocol.html
問4
オゾン層破壊の原因物質として知られる化学物質はどれか。
正解: B. フロン(クロロフルオロカーボン等)
フロン(クロロフルオロカーボン等)が大気中に放出され成層圏まで達すると、化学反応によってオゾン層を破壊することが明らかになっている。
出典: 環境省「モントリオール議定書」等の公開情報 https://www.env.go.jp/earth/ozone/montreal_protocol.html
問5
絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引を規制する条約はどれか。
正解: E. ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)
ワシントン条約(CITES)は、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引を規制することで、種の保存を図る条約である。
出典: 環境省・外務省等の公開情報(ワシントン条約に関する一般的な記述)
問6
水鳥の生息地として重要な湿地の保全を目的とする国際条約はどれか。
正解: D. ラムサール条約
ラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)は、湿地の保全と賢明な利用を目的とする国際条約である。
出典: 環境省・外務省等の公開情報(ラムサール条約に関する一般的な記述)
問7
「バーゼル条約」の目的として正しいものはどれか。
正解: A. 有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制
バーゼル条約は、有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分を規制することを目的とした国際条約である。
出典: 環境省・外務省等の公開情報(バーゼル条約に関する一般的な記述)
問8
「生態系サービス」の一般的な説明として最も適切なものはどれか。
正解: D. 生態系が人間にもたらす食料・水・気候調整・文化的価値等の恵み
生態系サービスとは、生態系が人間にもたらす食料・水資源・気候調整・レクリエーション等の文化的価値といった様々な恵みの総称である。
出典: 環境省・国連等の公開情報(生態系サービスに関する一般的な記述)
問9
スウェーデンのヨハン・ロックストローム博士らが2009年に提唱した「プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)」の考え方として正しいものはどれか。
正解: E. 人類が地球で安全に活動できる範囲を科学的知見に基づき複数の領域で示し、その限界点を超えると不可逆的で壊滅的な変化が生じうるとする考え方
プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)は、ストックホルム・レジリエンス・センターのヨハン・ロックストローム博士らが2009年に提唱した概念で、気候変動や生物多様性の損失、窒素とリンの循環など複数の地球システムの領域について、人類が安全に活動できる範囲(限界点)を科学的知見に基づき示し、その限界を超えると不可逆的で壊滅的な変化が生じうるとする考え方である。
出典: 国立環境研究所 地球環境研究センターニュース「地球の限界(プラネタリーバウンダリー)」 https://cger.nies.go.jp/cgernews/202012/360002.html