日本化粧品検定3級の出題範囲のうち「法規制の基礎知識」に当たる練習問題を、解説と出典つきでまとめています。 答えを見る前に自分で考えたい場合は、解答形式の練習問題から解いてください。
問1
薬機法における「化粧品」の目的についての説明として正しいものはどれか。
正解: B. 人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を整え、皮膚もしくは毛髪を健やかに保つことを目的とし、人体に対する作用が緩和なものをいう
薬機法上、化粧品は「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を整え、又は皮膚もしくは毛髪を健やかに保つために使用され、人体に対する作用が緩和なもの」と定義される。
出典: 花王「『医薬品』『医薬部外品』『化粧品』にはどんな違いがあるの?」 https://www.kao.com/jp/binkanhada/ingredient_01_01/
問2
医薬品・医薬部外品・化粧品の効能の強さの一般的な順序として正しいものはどれか。
正解: E. 化粧品 < 医薬部外品 < 医薬品
薬機法上、効能・効果の強さは化粧品<医薬部外品<医薬品の順とされ、化粧品は医薬部外品より効能・効果が緩和である。
出典: 花王「『医薬品』『医薬部外品』『化粧品』にはどんな違いがあるの?」 https://www.kao.com/jp/binkanhada/ingredient_01_01/
問3
「肌荒れ・荒れ性を防ぐ」「にきびを防ぐ」といった効能表示について正しい説明はどれか。
正解: C. 医薬部外品には認められているが、化粧品には認可されていない表示である
「肌荒れ・荒れ性」「にきびを防ぐ」などの効能・効果は、厚生労働省が許可した医薬部外品には認められているが、それより効能が緩和な化粧品では認可されていない。
出典: 花王「『医薬品』『医薬部外品』『化粧品』にはどんな違いがあるの?」 https://www.kao.com/jp/binkanhada/ingredient_01_01/
問4
化粧品の「全成分表示」制度についての説明として正しいものはどれか。
正解: D. 2001年4月の規制緩和により、化粧品には使用したすべての成分をパッケージに表示することが定められた
2001年4月の規制緩和により、各メーカーの責任で自由に化粧品を製造できるようになった一方で、使用したすべての成分をパッケージに表示する全成分表示が求められることとなった。
出典: 花王「『全成分表示』と『表示指定成分』!? 一体何がどう違うの?」 https://www.kao.com/jp/binkanhada/ingredient_01_04/
問5
医薬部外品の成分表示についての説明として正しいものはどれか。
正解: A. 過去にアレルギー反応や刺激などが報告されたことのある「表示指定成分」(現在103種類)のみを表示することになっている
医薬部外品については、化粧品の全成分表示とは異なり、過去にアレルギー反応や刺激などが報告されたことのある「表示指定成分」(現在103種類)のみを表示することになっている。
出典: 花王「『全成分表示』と『表示指定成分』!? 一体何がどう違うの?」 https://www.kao.com/jp/binkanhada/ingredient_01_04/
問6
化粧品の成分表示の記載順序のルールとして正しいものはどれか。
正解: D. 商品中での分量の多い順に記載し、1%以下の成分及び着色剤については互いに順不同に記載してよい
化粧品の成分表示は商品中での分量の多い順に記載することとなっているが、1%以下の成分及び着色剤については互いに順不同に記載することがある。
出典: 花王「化粧品の成分は、記載する場所や順序が決まっているのでしょうか?」 https://www.kao.com/jp/cosmetics_qa/detail/28009/
問7
化粧品の使用期限表示についての一般的な考え方として正しいものはどれか。
正解: A. 製造後3年以内に変質しない製品については、法律上使用期限の表示義務はない
薬機法では、製造後3年以内で変質する製品を除き、化粧品に使用期限を表示する必要はないとされており、未開封で適切に保管すれば少なくとも製造から3年間は品質を保つように設計されている。
出典: 花王「化粧品の使用期限はどのくらいなのですか?」 https://www.kao.com/jp/cosmetics_qa/detail/18136/
問8
日本における「オーガニックコスメ」の基準についての説明として正しいものはどれか。
正解: B. 国が定める統一的な公的認定基準は存在せず、認定基準は各団体・メーカーによって異なる
日本にはオーガニックコスメについて国が定める統一的な公的認定基準が存在せず、認定基準は各団体・メーカーによって異なるのが実情である。
出典: 日本オーガニックコスメ協会「オーガニックコスメの基準と考え方」 https://joca.jp/?p=183
問9
ヘアカラーで染毛前に行う「皮膚アレルギー試験(パッチテスト)」を染毛の48時間前に行う理由として正しいものはどれか。
正解: A. 塗布後30分位と48時間後の2回の観察を行い、遅延型のアレルギー反応まで確認する必要があるため
パッチテストは塗布後30分位と48時間後の2回、皮膚の様子を観察する必要があるため、染毛の48時間前に実施するとされている。
出典: 花王「ヘアカラーの皮膚アレルギー試験(パッチテスト)は、なぜ染める48時間前にするの?」 https://www.kao.com/jp/cosmetics_qa/detail/16525/
問10
化粧品を業として製造・販売するために必要な許可についての説明として正しいものはどれか。
正解: A. 製品を市場に出荷する「製造販売業許可」と、製造所を設置する「製造業許可」は別の許可であり、それぞれ責任者の配置が必要とされる
化粧品を製造販売するには「製造販売業許可」(総括製造販売責任者の配置が必須)が、製造所を設置するには「製造業許可」(責任技術者の配置が必須)がそれぞれ必要とされ、両者は別の許可である。
出典: 東京都健康安全研究センター「許可(登録)申請について」 https://www.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/k_yakuji/i-sinsa/cosmetics/shinsei/