趣味資格ドリル日本化粧品検定3級化粧品成分

日本化粧品検定3級 化粧品成分の練習問題(20問)

日本化粧品検定3級の出題範囲のうち「化粧品成分」に当たる練習問題を、解説と出典つきでまとめています。 答えを見る前に自分で考えたい場合は、解答形式の練習問題から解いてください。

このページの練習問題は、日本化粧品検定協会の公式教材・試験問題を転載したものではありません。公開されている一般的な美容知識・公式サイトの出題テーマ紹介に基づき独自に作成した問題です。公式団体・公式教材とは無関係です。出典は各問題の解説に明記しています。
  1. 1

    ヒアルロン酸の分子構造についての説明として正しいものはどれか。

    • A油溶性のワックスエステルである
    • B界面活性剤の一種で乳化作用を持つ
    • Cケラチンと同じタンパク質の一種である
    • D単一のアミノ酸が連なった構造をしている
    • Eグルクロン酸とN-アセチルグルコサミンという2つの糖が交互につながった構造をしている

    正解: E. グルクロン酸とN-アセチルグルコサミンという2つの糖が交互につながった構造をしている

    ヒアルロン酸はグルクロン酸とN-アセチルグルコサミンという2つの糖が交互につながった、長い鎖のような構造をした高分子多糖である。

    出典: fashionsnap.com「実は保湿だけじゃない? 意外に知らない『ヒアルロン酸』の働き」 https://www.fashionsnap.com/article/cosmeteic-ingredients-3/

  2. 2

    「高分子ヒアルロン酸」と「低分子ヒアルロン酸」の違いについての説明として正しいものはどれか。

    • A高分子は肌表面にとどまり保水膜を形成しやすく、低分子は角層まで浸透しやすいが抱え込む水分量は少なくなる傾向がある
    • B分子の大きさによる違いは存在しない
    • C高分子ヒアルロン酸は油性成分である
    • D高分子は角層の奥深くまで必ず浸透する
    • E低分子ヒアルロン酸は水を全く保持できない

    正解: A. 高分子は肌表面にとどまり保水膜を形成しやすく、低分子は角層まで浸透しやすいが抱え込む水分量は少なくなる傾向がある

    高分子ヒアルロン酸は肌表面にとどまって保水膜を形成しやすいのに対し、低分子ヒアルロン酸は糖の鎖が短い分、角層まで浸透しやすいが抱え込む水分量は少なくなる傾向があるとされる。

    出典: fashionsnap.com「実は保湿だけじゃない? 意外に知らない『ヒアルロン酸』の働き」 https://www.fashionsnap.com/article/cosmeteic-ingredients-3/

  3. 3

    資生堂の技術資料で紹介されているヒアルロン酸の保水力の目安として正しいものはどれか。

    • A1gで6リットルの水を抱える能力を持つといわれている
    • B保水力はコラーゲンの100分の1程度である
    • C1gで6ミリリットルの水しか抱えられない
    • D保水力は水と同程度である
    • E保水力についての目安は示されていない

    正解: A. 1gで6リットルの水を抱える能力を持つといわれている

    資生堂の技術紹介では、ヒアルロン酸は1gで6リットルの水を抱える能力を持っているといわれていると紹介されている。

    出典: 資生堂「ヒアルロン酸と資生堂独自の『浸透技術』」 https://www.shiseido.co.jp/revital/science-tecnology/hyaluronic_acid_research/

  4. 4

    資生堂が開発した「純粋レチノール」についての説明として正しいものはどれか。

    • A2017年に、レチノール類として日本で唯一シワを改善する医薬部外品有効成分として認可を受けた
    • B純粋レチノールは美白有効成分としてのみ承認されている
    • Cレチノールは熱・光・酸素の影響を受けない極めて安定した成分である
    • D純粋レチノールは2017年以前から複数のメーカーで有効成分認可を受けていた
    • Eレチノール類は日本ではすべて医薬品としてのみ承認されている

    正解: A. 2017年に、レチノール類として日本で唯一シワを改善する医薬部外品有効成分として認可を受けた

    資生堂の純粋レチノールは2017年、レチノール類の中で日本で唯一、シワを改善する新効能として医薬部外品有効成分の認可を受けた。

    出典: 資生堂「シワ改善有効成分『純粋レチノール』の働き」 https://www.shiseido.co.jp/skinaging-labo/tech_02/

  5. 5

    医薬部外品の有効成分として配合されるナイアシンアミドに認められている効能効果として正しいものはどれか。

    • A紫外線を完全に遮断する
    • B汗の分泌を完全に止める
    • C爪を硬化させる
    • Dシワを改善する、肌あれ・あれ性を防ぐ、メラニンの生成を抑えシミ・ソバカスを防ぐ
    • E毛髪の色を脱色する

    正解: D. シワを改善する、肌あれ・あれ性を防ぐ、メラニンの生成を抑えシミ・ソバカスを防ぐ

    医薬部外品に有効成分として配合されるナイアシンアミドには「シワを改善する」「肌あれ、あれ性」「メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ」といった効能効果が厚生労働省により認められている。

    出典: 花王「医薬部外品に有効成分として配合されるナイアシンアミドの効能効果には、どのようなものがありますか?」 https://www.kao.com/jp/cosmetics_qa/detail/28945/

  6. 6

    紫外線によるシミ・ソバカスのもととなるメラニンの生成・代謝の過程で、「メラノサイトへの生成指令の段階」に働きかける成分として紹介されているものはどれか。

    • Aプラセンタエキス
    • Bシリコーン
    • Cパラベン
    • DカモミラET
    • E鉱物油

    正解: D. カモミラET

    メラニンの生成・代謝はおよそ4段階のプロセスに分けられ、そのうち「メラノサイトへの生成指令の段階」に働きかける成分としてカモミラETが紹介されている。

    出典: 花王「美白成分にはどのようなものがありますか?」 https://www.kao.com/jp/binkanhada/daily_06_09/

  7. 7

    美白有効成分「アルブチン」が働きかけるとされる段階として正しいものはどれか。

    • Aメラノサイトへの生成指令段階のみ
    • Bメラニンの合成段階とメラニンの転送(受け渡し)段階の両方
    • C毛穴の詰まりを解消する段階
    • D紫外線そのものを吸収する段階
    • Eメラニンの排出・代謝段階のみ

    正解: B. メラニンの合成段階とメラニンの転送(受け渡し)段階の両方

    アルブチンはメラニンの合成段階と、メラニンが表皮細胞へ受け渡される転送段階の両方に働きかける美白有効成分として紹介されている。

    出典: 花王「美白成分にはどのようなものがありますか?」 https://www.kao.com/jp/binkanhada/daily_06_09/

  8. 8

    プラセンタエキスについての説明として正しいものはどれか。

    • A石油を原料とする合成成分である
    • Bメラニンの生成を促進する作用で知られる
    • C主な作用は紫外線の物理的な散乱である
    • D植物の葉緑素から抽出された成分である
    • E動物の胎盤から抽出された成分で、メラニン生成を抑制する作用が古くから知られ、医薬部外品有効成分として利用されている

    正解: E. 動物の胎盤から抽出された成分で、メラニン生成を抑制する作用が古くから知られ、医薬部外品有効成分として利用されている

    プラセンタエキスは動物の胎盤から抽出された成分で、メラニン生成を抑制する作用が古くから知られており、医薬部外品の有効成分として利用されている。

    出典: 資生堂「プラセンタエキス」シミ予防研究所 https://www.shiseido.co.jp/sp/haku/laboratory/dictionary/16.html

  9. 9

    化粧品に配合されるビタミンC誘導体の性質についての説明として正しいものはどれか。

    • A水溶性と脂溶性で性質の違いはほとんどない
    • B水溶性は肌への浸透が速い一方で持続力が低く、脂溶性は安定性が高く浸透はやや遅い傾向がある
    • CビタミンC誘導体はすべて同一の物質である
    • D水溶性ビタミンC誘導体のほうが酸化されにくく安定している
    • E脂溶性ビタミンC誘導体は水に溶けやすい

    正解: B. 水溶性は肌への浸透が速い一方で持続力が低く、脂溶性は安定性が高く浸透はやや遅い傾向がある

    ビタミンC誘導体は水溶性と脂溶性に大別され、水溶性は肌への浸透が速い一方で効果の持続力が低い傾向があり、脂溶性は安定性が高く酸化されにくいが浸透はやや遅い傾向があるとされる。

    出典: わたしの名医「【成分解説】APPSとは?他のビタミンC誘導体との違いは?」 https://mymeii.jp/beauty-essence/apps/

  10. 10

    メラニンの「合成段階」に働きかける成分として紹介されているものの組み合わせとして正しいものはどれか。

    • Aアルミニウム塩、ケラチン
    • Bコウジ酸、エラグ酸、ルシノール、ビタミンC誘導体
    • Cコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸
    • Dエタノール、界面活性剤、香料
    • E鉱物油、シリコーン、パラベン

    正解: B. コウジ酸、エラグ酸、ルシノール、ビタミンC誘導体

    メラニンの合成段階に働きかける美白関連成分として、コウジ酸・エラグ酸・ルシノール・ビタミンC誘導体が紹介されている。

    出典: 花王「美白成分にはどのようなものがありますか?」 https://www.kao.com/jp/binkanhada/daily_06_09/

  11. 11

    紫外線吸収剤の仕組みについての説明として正しいものはどれか。

    • A紫外線を吸収したのち体内でビタミンDに変換する
    • B物理的にパウダーが紫外線を反射・散乱させる
    • C化学的な仕組みで紫外線エネルギーを吸収し、熱などのエネルギーに変換することで紫外線が肌に浸透するのを防ぐ
    • D紫外線吸収剤は必ず酸化チタンでできている
    • E紫外線を吸収する働きは持たず保湿のみを目的とする

    正解: C. 化学的な仕組みで紫外線エネルギーを吸収し、熱などのエネルギーに変換することで紫外線が肌に浸透するのを防ぐ

    紫外線吸収剤は化学的な仕組みでエネルギーを吸収し、熱などのエネルギーに変換することで紫外線が皮膚の細胞に浸透するのを防ぐ。

    出典: 花王「紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の違いは?どうやって見分けることができるの?」 https://www.kao.com/jp/qa/detail/16479/

  12. 12

    紫外線散乱剤として使われる代表的な成分の組み合わせとして正しいものはどれか。

    • Aメチルパラベン、エチルパラベン
    • B酸化チタン、酸化亜鉛
    • Cヒアルロン酸、コラーゲン
    • Dエタノール、グリセリン
    • EBHT、トコフェロール

    正解: B. 酸化チタン、酸化亜鉛

    紫外線散乱剤は物理的な仕組みで紫外線を散乱・反射させるパウダーで、代表的な成分として酸化チタンや酸化亜鉛が挙げられる。

    出典: 花王「紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の違いは?どうやって見分けることができるの?」 https://www.kao.com/jp/qa/detail/16479/

  13. 13

    化粧品に防腐剤として配合されるパラベン類についての説明として正しいものはどれか。

    • Aパラベンは香料としてのみ使われる成分である
    • Bパラベンは油性成分の一種で保湿を目的とする
    • C製品への微生物の混入による変色や不快なニオイなど、製品の変質を防ぐ役割を持ち、主にメチルパラベンやエチルパラベンが使われる
    • Dパラベンは紫外線吸収剤の主成分である
    • Eパラベンはすべての国で使用が禁止されている

    正解: C. 製品への微生物の混入による変色や不快なニオイなど、製品の変質を防ぐ役割を持ち、主にメチルパラベンやエチルパラベンが使われる

    パラベン類は防腐剤として、製品に微生物が混入した際に起こる変色や不快なニオイなど製品の変質を防ぐ役割を持ち、化粧品では主にメチルパラベン・エチルパラベンが使われる。

    出典: 花王「パラベン類」 https://www.kao.com/jp/innovation/safety-quality/ingredients-contained/parabens-policy/

  14. 14

    酸化防止剤として配合されるBHT(ジブチルヒドロキシトルエン)の役割として正しいものはどれか。

    • A肌の水分蒸散を防ぐ保湿成分である
    • B紫外線を物理的に散乱させる
    • Cメラニンの生成を抑える美白成分である
    • D毛髪のジスルフィド結合を還元する成分である
    • E原料や製品が空気中の酸素と反応して酸化されることによる変質・劣化を防ぐ

    正解: E. 原料や製品が空気中の酸素と反応して酸化されることによる変質・劣化を防ぐ

    BHTは酸化防止剤・安定化剤として、原料や製品が空気中の酸素と反応して酸化されることによる変質・劣化を防ぐ役割を持ち、酸化しやすい油脂成分やビタミンなどの保護にも利用される。

    出典: 花王「BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)」 https://www.kao.com/jp/innovation/safety-quality/ingredients-contained/bht-policy/

  15. 15

    化粧品に配合されるエタノールの役割として正しいものはどれか。

    • A毛髪のケラチンを補修すること
    • B水に溶けにくい成分を溶かすことと、清涼感を与えること
    • C紫外線を吸収すること
    • Dメラニンの生成を促進すること
    • E皮脂膜を厚くすること

    正解: B. 水に溶けにくい成分を溶かすことと、清涼感を与えること

    化粧品に配合されるエタノール(エチルアルコール)は、水に溶けにくい成分を溶かす働きと、使用時に清涼感を与える働きを主な目的として使われる。

    出典: 花王「化粧品にアルコールが入っているか知りたいのですが?」 https://www.kao.com/jp/cosmetics_qa/detail/18088/

  16. 16

    化粧品に使われる「鉱物油」についての説明として正しいものはどれか。

    • A動物の胎盤から抽出された油である
    • B鉱物油は必ず「オーガニック」と表示される
    • C植物の種子から搾油された油の総称である
    • D石油由来の油の総称で、ミネラルオイル・ワセリン・パラフィンなどの成分名で表記される
    • E鉱物油という成分は化粧品には使用されていない

    正解: D. 石油由来の油の総称で、ミネラルオイル・ワセリン・パラフィンなどの成分名で表記される

    鉱物油は石油由来の油の総称で、化粧品にはミネラルオイル・ワセリン・パラフィン・流動パラフィンなどの成分名で表記され配合されている。

    出典: 花王「鉱物油」 https://www.kao.com/jp/innovation/safety-quality/ingredients-contained/mineral-oil-policy/

  17. 17

    化粧品用の鉱物油の安全性についての説明として正しいものはどれか。

    • A化粧品用の鉱物油には安全性評価が一切行われていない
    • B精製技術が存在しないため不純物の管理はできない
    • C鉱物油はすべての国で化粧品への使用が禁止されている
    • D鉱物油は肌に浸透して体内に蓄積し続ける
    • E高度に精製されたグレードが使われ、不純物(多環芳香族炭化水素等)のレベルは現在の技術において最小限に抑えられている

    正解: E. 高度に精製されたグレードが使われ、不純物(多環芳香族炭化水素等)のレベルは現在の技術において最小限に抑えられている

    化粧品用の鉱物油は高度に精製されたグレードであり、多環芳香族炭化水素(PAHs)などの不純物のレベルは現在の技術において最小限に抑えられ、各国の規制当局から安全性が認められている。

    出典: 花王「鉱物油」 https://www.kao.com/jp/innovation/safety-quality/ingredients-contained/mineral-oil-policy/

  18. 18

    「シリコーン」の化学的な説明として正しいものはどれか。

    • A動物性タンパク質の一種である
    • Bケイ素と酸素と有機基からなる高分子化合物の総称である
    • C紫外線吸収剤の化学名である
    • D天然の植物油脂の別名である
    • E石油から精製された炭化水素のみでできている

    正解: B. ケイ素と酸素と有機基からなる高分子化合物の総称である

    シリコーンは、ケイ素(シリコン)と酸素と有機基からなる高分子化合物の総称であり、シリコン単体とは化学用語として区別される。

    出典: 花王「シリコーン」 https://www.kao.com/jp/innovation/safety-quality/ingredients-contained/silicones-policy/

  19. 19

    ヘアケア製品に配合されるシリコーンについての説明として正しいものはどれか。

    • Aパーマやヘアカラーの染まりを完全に妨げる
    • Bシリコーンは洗髪では一切洗い流されない
    • C頭皮の毛穴に必ず詰まり、抜け毛の原因になる
    • Dシリコーンは毛髪を溶かす作用を持つ
    • Eすすぎ時の指通りや仕上がり感を整え、頭皮の毛穴に詰まらず、パーマやヘアカラーの効果にも影響しないことが確認されている

    正解: E. すすぎ時の指通りや仕上がり感を整え、頭皮の毛穴に詰まらず、パーマやヘアカラーの効果にも影響しないことが確認されている

    ヘアケア製品に使われるシリコーンは、すすぎ時の指通りや仕上がり感を整える働きを持ち、頭皮の毛穴に詰まりを起こさず、パーマやヘアカラーの効果にも影響しないことが確認されている。

    出典: 花王「コンディショニング成分」 https://www.kao.com/jp/haircare/scalp-care/8-7/

  20. 20

    ヘアケア製品に配合される「油脂」の化学的な主成分についての説明として正しいものはどれか。

    • A高級脂肪酸とグリセリンからなるエステルを主成分とし、ツバキ油やヒマシ油などが使われる
    • B油脂は界面活性剤の一種で洗浄を目的とする
    • C油脂はすべて水溶性である
    • D油脂は防腐剤として配合される
    • E油脂はケイ素と酸素からできている

    正解: A. 高級脂肪酸とグリセリンからなるエステルを主成分とし、ツバキ油やヒマシ油などが使われる

    ヘアケア製品に配合される油脂は高級脂肪酸とグリセリンからなるエステルを主成分とし、毛髪の手触り感を調整する働きを持ち、ツバキ油・ヒマシ油・ヤシ油などが使われる。

    出典: 花王「コンディショニング成分」 https://www.kao.com/jp/haircare/scalp-care/8-7/

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