日本化粧品検定3級の出題範囲のうち「化粧品の歴史」に当たる練習問題を、解説と出典つきでまとめています。 答えを見る前に自分で考えたい場合は、解答形式の練習問題から解いてください。
問1
資生堂の創業についての説明として正しいものはどれか。
正解: E. 1872年に福原有信が東京・銀座に、日本初の民間洋風調剤薬局として創業した
資生堂は1872年、福原有信が東京・銀座に日本初の民間洋風調剤薬局として創業した。
出典: 資生堂「5分で分かる資生堂の歩み」 https://corp.shiseido.com/jp/company/history/5min.html
問2
「資生堂」という社名の由来として正しいものはどれか。
正解: D. 中国の古典『易経』の一節に由来する
「資生堂」という名は、中国の古典『易経』の「大地の徳はなんと素晴らしいものであろうか。すべてのものは、ここから生まれる」という意味の一節に由来する。
出典: 資生堂「5分で分かる資生堂の歩み」 https://corp.shiseido.com/jp/company/history/5min.html
問3
資生堂が化粧品事業に本格的に乗り出した経緯として正しいものはどれか。
正解: C. 1916年に薬局から化粧品部門が独立し、化粧品部が開店した
資生堂は1872年の創業以来、洋風調剤薬局として出発したが、1916年に薬局から化粧品部門が独立し、化粧品部が開店した。
出典: 資生堂「5分で分かる資生堂の歩み」 https://corp.shiseido.com/jp/company/history/5min.html
問4
江戸時代の「お歯黒」についての説明として正しいものはどれか。
正解: C. 五倍子粉と鉄漿水を用いて歯を黒く染める風習で、黒はほかの何色にも染まらないことから貞節の証と考えられた
お歯黒は五倍子粉と鉄漿水を用いて歯を黒く染める化粧法で、黒はほかの何色にも染まらないため貞節の証と考えられ、歯周病や虫歯の予防にも一定の効果があったとされる。
出典: 国立国会図書館「本の万華鏡 第29回 めーきゃっぷ今昔 ―江戸から昭和の化粧文化―」 https://www.ndl.go.jp/kaleido/entry/29/1.html
問5
江戸時代の白粉についての説明として正しいものはどれか。
正解: E. 色白は美人の第一条件とされ、江戸時代には鉛白粉が広く利用されるようになった
江戸時代には「美白は七難かくす」とされ色白が美人の第一条件と考えられ、伸びや付きがよく安価な鉛白粉が広く利用されるようになった。
出典: 国立国会図書館「本の万華鏡 第29回 めーきゃっぷ今昔 ―江戸から昭和の化粧文化―」 https://www.ndl.go.jp/kaleido/entry/29/1.html
問6
江戸時代の「紅」についての説明として正しいものはどれか。
正解: D. 「紅一匁、金一匁」といわれるほどの高級品であった
江戸時代の紅は「紅一匁、金一匁」といわれるほどの高級品であった。
出典: 国立国会図書館「本の万華鏡 第29回 めーきゃっぷ今昔 ―江戸から昭和の化粧文化―」 https://www.ndl.go.jp/kaleido/entry/29/1.html
問7
江戸時代の文化・文政期に流行した「笹色紅」という化粧法についての説明として正しいものはどれか。
正解: C. 下唇に紅を何度も塗り重ね、玉虫色に光らせる化粧法
文化・文政期には、下唇に紅を何度も塗り重ねることで玉虫色に光らせる「笹色紅」という化粧が流行した。
出典: 国立国会図書館「本の万華鏡 第29回 めーきゃっぷ今昔 ―江戸から昭和の化粧文化―」 https://www.ndl.go.jp/kaleido/entry/29/1.html
問8
明治時代に鉛白粉による健康被害が社会問題化するきっかけとなった出来事として正しいものはどれか。
正解: E. 明治20年(1887年)、天覧歌舞伎に出演した歌舞伎役者・中村福助が鉛白粉による慢性鉛中毒の症状を呈した
明治20年(1887年)、天覧歌舞伎の公演中に歌舞伎役者・中村福助が鉛白粉による慢性鉛中毒の症状(足の震えなど)を呈した事件が社会問題となった。
出典: ポーラ文化研究所「近代化粧の幕開け 明治時代3 美意識の変革<化粧法:進化を遂げる白粉>」 https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/culture/cosmehistory/30.html
問9
明治時代の「無鉛白粉」の開発の流れについての説明として正しいものはどれか。
正解: C. 鉛中毒事件を契機に無鉛白粉の開発が進み、明治期には複数のメーカーが無鉛の白粉製品を発売した
中村福助の鉛中毒事件を契機に無鉛白粉の開発が進み、明治期には胡蝶園の「御園白粉」や資生堂の「無鉛毒黄色白粉・かへで」など、複数のメーカーが無鉛の白粉製品を発売した。
出典: ポーラ文化研究所「近代化粧の幕開け 明治時代3 美意識の変革<化粧法:進化を遂げる白粉>」 https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/culture/cosmehistory/30.html
問10
平安時代の貴族女性の間で行われた「眉化粧」についての説明として正しいものはどれか。
正解: C. 生来の眉をすべて抜き、白粉を塗った上から、本来の眉より少し上の位置に眉墨で新たな眉を描いた
平安時代の貴族女性は、生来の眉をすべて抜いて白粉を塗った上に、眉墨で本来の眉より少し上の位置に新たな眉を描く「引眉」という化粧法を行っていた。
出典: ポーラ文化研究所「原始化粧から伝統化粧の時代へ 平安時代3」 https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/culture/cosmehistory/009.html