パンシェルジュ検定3級の出題範囲のうち「日本のパン食文化史」に当たる練習問題を、解説と出典つきでまとめています。 答えを見る前に自分で考えたい場合は、解答形式の練習問題から解いてください。
問1
日本における食パンの名称と普及の経緯として最も適切なものはどれか。
正解: D. 「食パン」は主食用パンの略称とされる日本での造語で、1918年の米騒動を機に神戸で朝食用パンとして広がった
「食パン」は「主食用パンの略称」とされる日本での造語で、菓子パンと区別するための呼び方である。食パンは明治初期にイギリスから伝わり、当初は外国人向けだったが、1918年の米騒動を機に神戸で朝食用として広がったとされる。
出典: Wikipedia「食パン」 https://ja.wikipedia.org/wiki/食パン
問2
あんぱんが誕生した経緯として最も適切なものはどれか。
正解: C. 1874年、木村屋の木村安兵衛とその次男により考案され、当時希少だった欧米のイースト菌の代わりに酒種を使って生地を発酵させた
あんぱんは1874年(明治7年)に、木村屋の創業者・木村安兵衛とその次男の木村英三郎によって考案された。当時、欧米のイースト菌が日本で希少だったため、酒饅頭の製法に倣い日本酒酵母を含む酒種を使って生地を発酵させた。
出典: Wikipedia「あんぱん」 https://ja.wikipedia.org/wiki/あんぱん
問3
あんぱんの表面に桜の花の塩漬けが埋め込まれるようになったきっかけとして紹介されているものはどれか。
正解: D. 1875年、明治天皇が花見のため向島の水戸藩下屋敷へ行幸した際に山岡鉄舟が献上したことがきっかけとされる
あんぱんの表面装飾として使われた桜の花の塩漬けは、1875年4月4日、明治天皇が花見のため向島の水戸藩下屋敷へ行幸した際に山岡鉄舟が献上し、宮内省御用達となったことがきっかけとされる。
出典: Wikipedia「あんぱん」 https://ja.wikipedia.org/wiki/あんぱん
問4
コッペパンの名称の由来として紹介されている一説はどれか。
正解: C. フランス語で「切られた」という意味の「coupé(e)」に由来するとの説がある
コッペパンの語源は確定していないが、フランス語の「coupé(e)」(切られたという意味)に由来するとの説がある。太平洋戦争前、日本のシェフがフランスパンを「コツペー」と呼んでいた記録も存在する。
出典: Wikipedia「コッペパン」 https://ja.wikipedia.org/wiki/コッペパン
問5
コッペパンと戦中・戦後の日本社会との関わりとして最も適切なものはどれか。
正解: E. 太平洋戦争中の食料配給制の時代に考案され、1個が1人の1食分として配給された
コッペパンは太平洋戦争中、食料配給制の時代に考案され、1個が1人の1食分とされて配給された。戦後は学校給食の定番となった。
出典: Wikipedia「コッペパン」 https://ja.wikipedia.org/wiki/コッペパン
問6
カレーパンの誕生の経緯として最も適切なものはどれか。
正解: B. 1927年、深川常盤町の「名花堂」の2代目・中田豊治が考案し「洋食パン」として売り出したとされる
カレーパンは1927年(昭和2年)、深川常盤町の老舗パン屋「名花堂」の2代目・中田豊治が「洋食パン」と名付けて売り出したのが有力な発祥説とされ、同年に実用新案を申請・登録している。
出典: Wikipedia「カレーパン」 https://ja.wikipedia.org/wiki/カレーパン
問7
メロンパンの名前の由来として紹介されている説はどれか。
正解: B. 表面のビスケット生地の格子模様がマスクメロンの外見に似ていることに由来するという説が有力である
メロンパンの名称には複数の説があるが、円形のメロンパンについては表面のビスケット生地の格子模様がマスクメロンの外見に似ているという説が最も有力とされる。
出典: Wikipedia「メロンパン」 https://ja.wikipedia.org/wiki/メロンパン
問8
クリームパンが誕生した経緯として最も適切なものはどれか。
正解: E. 1904年、新宿中村屋の創業者・相馬愛蔵がシュークリームの美味しさに感銘を受け、これをパンに応用して開発した
クリームパンは1904年(明治37年)、新宿中村屋の創業者・相馬愛蔵がシュークリームの美味しさに感銘を受け、これをパンに応用することを考えて開発・販売を開始した。
出典: Wikipedia「クリームパン」 https://ja.wikipedia.org/wiki/クリームパン
問9
クリームパンが全国に広まった時代背景として紹介されているものはどれか。
正解: E. 体力向上が叫ばれていた時代に、栄養価の高い食べ物として受け入れられ、次第に全国へ広まっていった
クリームパンが考案された当時は体力向上が叫ばれていた時代であり、栄養価の高い食べ物として受け入れられ、次第に全国へ広まっていったとされる。
出典: Wikipedia「クリームパン」 https://ja.wikipedia.org/wiki/クリームパン
問10
カレーパンが小判形に成形されることが多い理由として紹介されているものはどれか。
正解: E. 水分が多く焼きにくいカレーの調理にあたり、カツレツの調理法を参考にしてパン生地で包み油で揚げる方法を採用したことに由来する
カレーパンの考案者は、水分が多く焼きにくいカレーをパンに使う際、カツレツを参考にしてカレーをパン生地で包みパン粉をつけて油で揚げる調理法を採用した。小判形なのもカツレツの調理法を参考にしたことに由来する。
出典: Wikipedia「カレーパン」 https://ja.wikipedia.org/wiki/カレーパン
問11
円形メロンパンの発祥に関する諸説として紹介されているものはどれか。
正解: A. 1930年代に神戸のパン屋が発売したビスケット生地を乗せた丸いパン「サンライズ」が日本で最初とする説がある
円形メロンパンの起源には複数の説があり、1930年代に神戸のパン屋が発売したビスケット生地を乗せた丸いパン「サンライズ」が日本で最初とする説などが紹介されている。
出典: Wikipedia「メロンパン」 https://ja.wikipedia.org/wiki/メロンパン
問12
あんぱんが全国的に普及した経緯として紹介されているものはどれか。
正解: C. 日清戦争での兵士への支給を通じて、1897年前後に全国的に流行することになった
明治天皇への献上をきっかけに木村屋の知名度が向上し、日清戦争の兵士への支給を通じて1897年前後には全国的にあんぱんが流行することになったとされる。
出典: Wikipedia「あんぱん」 https://ja.wikipedia.org/wiki/あんぱん
問13
戦後の学校給食にパンが取り入れられた背景として紹介されているものはどれか。
正解: E. アメリカが自国の余剰農産物の販路を広げたい思惑があり、日本がアメリカ産小麦の輸入拡大を求められたという経済的事情が背景にあった
戦後、日本がアメリカ産小麦の輸入拡大圧力に直面する中、アメリカは自国の余剰農産物の販路を広げたいという思惑があり、学校給食へのパン導入には児童にパン食習慣をつけ小麦消費を増やす効果も期待されていたとされる。
出典: Wikipedia「コッペパン」 https://ja.wikipedia.org/wiki/コッペパン