パンシェルジュ検定3級の出題範囲のうち「パンの原材料」に当たる練習問題を、解説と出典つきでまとめています。 答えを見る前に自分で考えたい場合は、解答形式の練習問題から解いてください。
問1
全粒粉を使ったパンの風味的な特徴として最も適切なものはどれか。
正解: E. 表皮や胚芽に由来する香ばしい風味と、独特のほのかな酸味・コクが生まれる
全粒粉は小麦の表皮・胚芽・胚乳をすべて粉砕して作られる穀粉で、パンに用いると表皮(ブラン)と胚芽からくる香ばしい風味と、ほのかな酸味やコクが生まれるとされる。
出典: Wikipedia「全粒粉」 https://ja.wikipedia.org/wiki/全粒粉
問2
小麦粉のタンパク質含有量による分類として正しいものはどれか。
正解: C. タンパク質含有量が多い順に、強力粉・準強力粉・中力粉・薄力粉と分類される
小麦粉はタンパク質含有量の割合が多く粘弾性が高い方から、強力粉(11.7〜12.4%)、準強力粉(10.0〜11.6%)、中力粉(9.0〜9.7%)、薄力粉(8.0〜8.8%)に分類される。
出典: Wikipedia「小麦粉」 https://ja.wikipedia.org/wiki/小麦粉
問3
各種小麦粉の一般的な用途として最も適切なものはどれか。
正解: B. 強力粉は高級食パン・うどん・中華麺などに、薄力粉はケーキや菓子類・天ぷらなどに用いられる
タンパク質含有量が高い強力粉は高級食パンやうどん、中華麺などに用いられ、タンパク質含有量が低い薄力粉はケーキや菓子類、天ぷら、カレーのルウなどに用いられる。中力粉はそうめんやうどん、冷麦などに用いられる。
出典: Wikipedia「小麦粉」 https://ja.wikipedia.org/wiki/小麦粉
問4
グルテンが形成される仕組みとして最も適切なものはどれか。
正解: A. 小麦粉に含まれるタンパク質のグリアジンとグルテニンが水を吸収し、こねることで網目状につながって生成される
グルテンは、小麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種であるグルテニンとグリアジンが水を吸収して網目状につながったものである。小麦粉に水を加えてこねることで両者が絡み合い、グルテンが形成される。
出典: Wikipedia「グルテン」 https://ja.wikipedia.org/wiki/グルテン
問5
グルテンを構成するグリアジンとグルテニンの性質の違いとして最も適切なものはどれか。
正解: A. グリアジンは弾力が弱いが粘着力が強くて伸びやすく、グルテニンは弾力に富むが伸びにくい
グリアジンは弾力は弱いが粘着力が強くて伸びやすい性質を持ち、グルテニンは弾力に富むが伸びにくい性質を持つ。両者が組み合わさることで、粘着力と弾力を適度に兼ね備えたグルテンとなる。
出典: Wikipedia「グルテン」 https://ja.wikipedia.org/wiki/グルテン
問6
全粒粉の定義と栄養面の特徴として最も適切なものはどれか。
正解: C. 小麦などの穀粒の表皮・胚芽・胚乳をすべて粉砕して構成される穀粉で、食物繊維や鉄分が薄力粉のおよそ3倍とされる
全粒粉は小麦などの穀粒の表皮・胚芽・胚乳をすべて粉砕して構成される穀粉で、通常の小麦粉と比べて食物繊維や鉄分が薄力粉のおよそ3倍、ビタミンB1の含有量も高いとされる。
出典: Wikipedia「全粒粉」 https://ja.wikipedia.org/wiki/全粒粉
問7
パン酵母が生地を膨らませる仕組みとして最も適切なものはどれか。
正解: B. 酵母が糖を代謝してアルコール発酵を行い、ピルビン酸がアセトアルデヒドを経てエタノールに変換される過程で気体が発生する
パン酵母(出芽酵母)は糖を代謝してアルコール発酵を行い、ピルビン酸がアセトアルデヒドになり、それが酵素によりエタノールに変換される。この過程で発生する二酸化炭素が生地を膨らませる。
出典: Wikipedia「パン酵母」 https://ja.wikipedia.org/wiki/パン酵母
問8
生地にバターを折り込む際の「ショートニング性」の説明として最も適切なものはどれか。
正解: C. クリーム状にしたバターが薄いフィルム状に伸びる性質で、生地の中に薄く広がることで余分なグルテンの形成を防ぎ、サクサクとした食感を生む
ショートニング性とは、クリーム状にしたバターが薄いフィルム状に伸びる性質で、生地の中に薄く広がることで余分なグルテンの形成を防ぎ、サクサクとした食感を生む。
出典: Wikipedia「バター」 https://ja.wikipedia.org/wiki/バター
問9
パン生地に砂糖を加える役割として紹介されているものはどれか。
正解: E. イースト菌の発酵を促進するため
砂糖の調理上の特性の一つとして、イースト菌の発酵を促進する効果が挙げられており、パン生地に加えることで発酵を助ける働きが期待される。
出典: Wikipedia「砂糖」 https://ja.wikipedia.org/wiki/砂糖
問10
菓子パンなどの製菓に利用される卵の性質として紹介されているものはどれか。
正解: A. 熱凝固性、卵白の起泡性、卵黄の起泡性、卵黄の乳化性等の特徴を持つ
卵は熱凝固性、卵白の起泡性、卵黄の起泡性、卵黄の乳化性等の特徴を持つとされ、ケーキ類など菓子類の材料として広く使われている。
出典: Wikipedia「鶏卵」 https://ja.wikipedia.org/wiki/鶏卵