カラーコーディネーター検定スタンダードクラスの出題範囲のうち「色彩の基礎と調和理論」に当たる練習問題を、解説と出典つきでまとめています。 答えを見る前に自分で考えたい場合は、解答形式の練習問題から解いてください。
問1
カラーコーディネーター検定スタンダードクラスの出題範囲に含まれる表色系として適切でないものはどれか。
正解: A. 民法上の意思表示の瑕疵に関する分類
スタンダードクラスの出題範囲は、PCCS・マンセル表色系・CIE表色系・均等色空間・色の三属性・配色の基本ルール等の色彩学の知識であり、民法(法律)の知識は含まれない。
出典: 各種資格解説サイトの一般的な記述(例: つばきのウェブメモ「カラーコーディネーター検定スタンダードクラス独学で合格する方法」 https://tsubaki-webmemo.hateblo.jp/entry/2021/07/08/083335)
問2
カラーコーディネーター検定アドバンスクラスで扱われる、色彩活用の分野として適切なものはどれか。
正解: A. ビジュアルデザイン、ファッション、メイク・化粧品、インテリア、工業製品、環境
アドバンスクラスでは、スタンダードクラス以上に深い色彩理解に加え、ビジュアルデザイン・ファッション・メイク・化粧品・インテリア・工業製品・環境など各分野での色彩活用の知識が扱われる。
出典: 各種資格解説サイトの一般的な記述(例: c-c-j.com「カラーコーディネーターとは?」 https://www.c-c-j.com/course/beauty/colorcoordinator/column/column02/)
問3
色彩検定(色彩検定協会AFT主催)とカラーコーディネーター検定(東京商工会議所主催)の関係として正しいものはどれか。
正解: E. 主催団体が異なる別々の民間検定である
色彩検定は公益社団法人色彩検定協会(AFT)、カラーコーディネーター検定は東京商工会議所と、それぞれ主催団体が異なる別々の民間検定である。
出典: 各種資格解説サイトの一般的な記述(例: c-c-j.com「色彩検定の過去問は重要な教材!」 https://www.c-c-j.com/course/beauty/colorcoordinator/column/column13/)
問4
色彩検定スタンダードクラスの出題範囲に含まれる「人が色を知覚する仕組み」に関する内容として適切なものはどれか。
正解: E. 目の構造や光の性質を踏まえた色の見え方の基礎知識
スタンダードクラスの出題範囲には、目の構造や光と色の関係など、人が色を知覚する仕組みに関する基礎知識が含まれる。
出典: 各種資格解説サイトの一般的な記述(例: つばきのウェブメモ「カラーコーディネーター検定スタンダードクラス独学で合格する方法」 https://tsubaki-webmemo.hateblo.jp/entry/2021/07/08/083335)
問5
色彩検定・カラーコーディネーター検定の両方で扱われる「配色の基本ルール」の考え方として適切なものはどれか。
正解: A. 色相・明度・彩度の関係性を踏まえて調和のとれた色の組み合わせを考えること
配色の基本ルールは、色相・明度・彩度の関係性(同一トーン配色、対照トーン配色等)を踏まえて調和のとれた色の組み合わせを考える体系的な知識として学ばれる。
出典: 各種資格解説サイトの一般的な記述(配色理論の一般的な公開情報)
問6
マンセル表色系における基本10色相の構成として正しいものはどれか。
正解: C. R(赤)・Y(黄)・G(緑)・B(青)・P(紫)の5色相と、その中間5色相(YR・GY・BG・PB・RP)の計10色相
マンセル表色系は、R・Y・G・B・Pの5色相と、その中間のYR・GY・BG・PB・RPの5色相を合わせた10色相を基本として構成される。
出典: 各種色彩関連サイトの一般的な記述(例: コニカミノルタ「マンセル表色系」 https://www.konicaminolta.jp/instruments/knowledge/color/section5/5-13/)
問7
マンセル表色系における明度(Value)の表記として正しいものはどれか。
正解: D. 完全な黒を0、完全な白を10として、通常1〜9.5程度の数値で表す
マンセル表色系の明度は、完全な黒を0、完全な白を10として、通常1〜9.5程度の数値で表される。数字が大きいほど明るいことを示す。
出典: 各種色彩関連サイトの一般的な記述(例: colorpalettes.jp「マンセル表色系を理解する」 https://colorpalettes.jp/colortheory/munsell-color-system/)
問8
マンセル表色系の色の表記方法「5Y 8/10」の読み方・意味として正しいものはどれか。
正解: B. 「色相 明度/彩度」の順で表記され、色相5Y・明度8・彩度10を意味する
マンセル表色系の色の表記は「色相 明度/彩度」の順で表され、「5Y 8/10」は色相5Y・明度8・彩度10を意味する。
出典: 各種色彩関連サイトの一般的な記述(マンセル値の読み方紹介より)
問9
CIE表色系(国際照明委員会による表色系)の一般的な特徴として正しいものはどれか。
正解: D. 色を数値的・客観的に表現するための国際的な基準となる表色系である
CIE表色系は国際照明委員会(CIE)が定めた、色を数値的・客観的に表現するための国際的な基準となる表色系である。
出典: 各種色彩関連サイトの一般的な記述(CIE表色系に関する一般的な記述)
問10
「均等色空間」の一般的な説明として最も適切なものはどれか。
正解: A. 色空間上の距離が、人が感じる色の見た目の差(知覚的な差)と対応するよう設計された色空間
均等色空間は、色空間上での位置の距離が、人間が実際に知覚する色の差の大きさとできるだけ対応するように設計された色空間である。
出典: 各種色彩関連サイトの一般的な記述(均等色空間に関する一般的な記述)
問11
「配色の基本ルール」で扱われる「同一トーン配色」の説明として最も適切なものはどれか。
正解: D. 明度・彩度(トーン)を揃え、色相を変えて配色する方法
同一トーン配色は、明度・彩度(トーン)を揃えたまま色相を変えることで、統一感がありながら変化のある配色を作る手法である。
出典: 一般的な配色理論の公開情報
問12
オストワルト表色系に関する説明として正しいものはどれか。
正解: B. ドイツの化学者ヴィルヘルム・オストワルトが1923年に考案した表色系で、白色量と黒色量の混合比率をアルファベット記号で表し、明度・彩度という概念を用いずに24色相で色を表現する
オストワルト表色系は、ノーベル化学賞受賞者でもあるドイツの化学者ヴィルヘルム・オストワルトが1923年に考案した表色系で、理想的な白色量・黒色量の混合比率をアルファベット記号(a〜p)で表し、明度・彩度という概念を用いずに24色相で色を表現する。色立体は正三角形が集まった「そろばん形」をしている。
出典: Wikipedia「オストワルト表色系」 https://ja.wikipedia.org/wiki/オストワルト表色系 /DICカラーデザイン株式会社「オストワルト表色系」 https://www.dic-color.com/knowledge/ostwald.html
問13
CIE 1931 XYZ表色系(xy色度図)についての説明として正しいものはどれか。
正解: A. 国際照明委員会(CIE)が1931年に採択した、馬蹄形のxy色度図で人間が知覚できるすべての色を表現できる表色系である
CIE 1931 XYZ表色系は、国際照明委員会(CIE)が1931年に採択した表色系で、可視光と人間の色覚との定量的な関係を規格化したものであり、馬蹄形のxy色度図によって人間が知覚できるすべての色を表現できる。
出典: Wikipedia「CIE 1931 色空間」 https://ja.wikipedia.org/wiki/CIE_1931_色空間
問14
CIE Lab色空間(L*a*b*表色系)における各軸の意味として正しいものはどれか。
正解: C. L*は明度(0が黒〜100が白)、a*は赤と緑の度合い、b*は黄と青の度合いを表す
CIE Lab色空間は、L*(明度、0が黒・100が白)、a*(負の値が緑寄り・正の値が赤紫寄り)、b*(負の値が青寄り・正の値が黄寄り)の3軸で色を表現する均等色空間の一種で、CIE XYZ表色系から非線形変換して得られる。
出典: Wikipedia「Lab色空間」 https://ja.wikipedia.org/wiki/Lab色空間
問15
2つの色の見た目の差を数値化した「色差(ΔE)」に関する説明として正しいものはどれか。
正解: C. 人が2つの色の違いをかろうじて識別できる限界(丁度可知差異)は、色差ΔEにしておよそ2.3程度とされる
色差(ΔE)は2つの色の知覚的な違いを数値化したもので、CIE76・CIE94・CIEDE2000など複数の計算式が存在する。人が違いをかろうじて識別できる限界(丁度可知差異、JND)は、色差にしておよそ2.3程度とされる。
出典: Wikipedia「色差」 https://ja.wikipedia.org/wiki/色差
問16
物体の色を波長ごとの反射率として定量的に測定する機器・手法を何というか。
正解: D. 分光測色計(分光測色法)
分光測色計(分光測色法)は、光源から試料に光を当て、反射または透過した光を検出器で波長ごとに測定することで、物体の色を客観的・定量的に数値化する手法・機器である。
出典: Wikipedia「分光測色計」 https://ja.wikipedia.org/wiki/分光測色計
問17
スイスの美術教育者ヨハネス・イッテンの色彩理論に関する説明として正しいものはどれか。
正解: A. 12色相からなる独自の色相環と、白と黒を極に配した色立体(色彩球)を用いて色彩調和論を説いた
ヨハネス・イッテンは、絵具の混色による独自の12色相環を開発し、白と黒を極に配置した球体の色立体(色彩球)を用いて色彩調和論を説いた美術教育者である。パーソナルカラーの4シーズン分類の理論的背景にもイッテンの「四季と色彩」の考え方が影響しているとされる。
出典: Wikipedia「ヨハネス・イッテン」 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヨハネス・イッテン
問18
フランスの化学者シュヴルールが1824年に、ゴブラン織物工場での染色の観察から発見した現象・法則として正しいものはどれか。
正解: E. ある色が隣接する色の補色方向へ視覚的に変化して見える「同時対比の法則」
シュヴルールは1824年、ゴブラン織物工場での観察から、ある色が隣接する色の補色方向へ視覚的に変化して見える「同時対比の法則」を発見した。1839年の著書では色彩調和を「類似の調和」と「対比の調和」の2群に分類し、後の新印象派・点描画家にも影響を与えたとされる。
出典: Wikipedia「シュヴルール」 https://ja.wikipedia.org/wiki/シュヴルール