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DIYアドバイザー 住宅の構造と建材の練習問題(16問)

DIYアドバイザーの出題範囲のうち「住宅の構造と建材」に当たる練習問題を、解説と出典つきでまとめています。 答えを見る前に自分で考えたい場合は、解答形式の練習問題から解いてください。

このページの練習問題は、日本DIY・ホームセンター協会の公式教材・試験問題を転載したものではありません。協会の公表資料に基づき独自に作成した問題です。公式団体・公式教材とは無関係です。出典は各問題の解説に明記しています。
  1. 1

    石膏ボードの定義として正しいものはどれか。

    • A木材の繊維を圧縮成型した板である
    • Bガラス繊維のみで構成された板である
    • C金属粉を焼結した板である
    • D石膏を主成分とした素材を板状にして特殊な板紙で包んだ建築材料である
    • Eコンクリートを薄く成型した板である

    正解: D. 石膏を主成分とした素材を板状にして特殊な板紙で包んだ建築材料である

    石膏ボードは石膏を主成分とした素材を板状にして、特殊な板紙で包んだ建築材料であり、安価で耐久性に優れ、断熱・遮音性が高いという特徴を持つ。

    出典: 石膏ボード工業会「暮らしと石膏ボード・火に強い」 https://www.gypsumboard-a.or.jp/life/fire.html

  2. 2

    石膏ボードが防火性能を持つ理由として正しいものはどれか。

    • A表面に金属コーティングが施されているため
    • B板紙自体が難燃加工されているため
    • C石膏ボードには防火性能がない
    • D石膏に含まれる結晶水(製品中に約20%)が加熱時に水蒸気として放出される際に熱を奪うため
    • E燃えると有毒ガスを発生させ延焼を防ぐため

    正解: D. 石膏に含まれる結晶水(製品中に約20%)が加熱時に水蒸気として放出される際に熱を奪うため

    石膏ボードの防火性は、含有する結晶水に由来する。石膏ボード工業会は「石膏には、約20%の結晶水が安定した形で含まれています」「火災時に石膏ボードが高温にさらされるとこの結晶水が水蒸気となって徐々に放出され、温度の上昇を遅らせる働きをします」と説明している。

    出典: 石膏ボード工業会「暮らしと石膏ボード・火に強い」 https://www.gypsumboard-a.or.jp/life/fire.html

  3. 3

    石膏ボードの厚みと用途の一般的な組み合わせとして正しいものはどれか。

    • Aマンションでは25mm厚が一般的である
    • B化粧石膏ボードは屋外の外壁専用である
    • Cマンションでは9.5mm厚、事務所や病院では12.5mm厚が一般的に使われる
    • D事務所や病院では6mm厚が一般的である
    • E厚みによる用途の違いは存在しない

    正解: C. マンションでは9.5mm厚、事務所や病院では12.5mm厚が一般的に使われる

    石膏ボードは用途に応じた厚みの製品があり、マンションでは9.5mm厚、事務所や病院では12.5mm厚が一般的に使われる。化粧石膏ボードは収納部や天井部に用いられる。

    出典: JIS A 6901:2014「せっこうボード製品」(原案作成団体: 石膏ボード工業会) https://www.gypsumboard-a.or.jp/pdf/jisa6901_20141224.pdf

  4. 4

    木造建築における「間柱」の役割として正しいものはどれか。

    • A間柱は電気の配線工事そのものを指す用語である
    • B柱間に入れる部材で、建物の構造を支える役割は担わず、石膏ボードや合板などの壁材を張り付ける下地として機能する
    • C間柱は建物の主要な構造耐力を負担する部材である
    • D間柱は基礎コンクリートの一部である
    • E間柱は屋根の防水のために使われる部材である

    正解: B. 柱間に入れる部材で、建物の構造を支える役割は担わず、石膏ボードや合板などの壁材を張り付ける下地として機能する

    間柱は木造・軽量鉄骨建築物の柱間に入れる部材で、通常の柱とは異なり建物の構造を支える役割は担わず、石膏ボード・合板・ベニヤ板などの壁材を張り付ける下地として機能する。コンセントやスイッチ用ボックスの取り付け下地としても利用される。

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「間柱」 https://ja.wikipedia.org/wiki/間柱

  5. 5

    木造建築で使われる間柱の一般的な規格・配置として正しいものはどれか。

    • A木材の間柱は木口30mm×106mm、長さ3mの杉材として売られていることが多く、柱間に40〜50cm程度の間隔で配置される
    • B間柱は必ず金属製で木材は使われない
    • C間柱は柱間に1本のみ配置され間隔の規定はない
    • D間柱の断面は必ず正方形で通常の柱と同じ形状である
    • E間柱の長さは常に1m未満である

    正解: A. 木材の間柱は木口30mm×106mm、長さ3mの杉材として売られていることが多く、柱間に40〜50cm程度の間隔で配置される

    木材の間柱は木口30mm×106mm、長さ3mの杉材として売られていることが多く、柱間に40〜50cm程度の間隔で配置・固定される。その長方形の断面形状が正方形の通常の柱と区別される特徴である。

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「間柱」 https://ja.wikipedia.org/wiki/間柱

  6. 6

    壁の下部に取り付けられる「幅木(巾木)」の役割・種類として正しいものはどれか。

    • A幅木は屋根の水切り専用の部材である
    • B床面に接する壁の下部に取り付けられる部材で、汚れやすい壁下部の保護と装飾の役割を持ち、出幅木・入幅木・同一面幅木などの種類がある
    • C幅木には種類による分類は存在しない
    • D幅木は必ず金属製でなければならない
    • E幅木は電気配線を通すための専用ダクトである

    正解: B. 床面に接する壁の下部に取り付けられる部材で、汚れやすい壁下部の保護と装飾の役割を持ち、出幅木・入幅木・同一面幅木などの種類がある

    幅木は床面に接する壁の下部に取り付ける部材で、汚れやすい壁下部の保護機能と装飾機能を持つ。壁面より前に出ている「出幅木」、壁面より奥に入っている「入幅木」、壁面と同じ高さに揃っている「同一面幅木」などの種類がある。

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「幅木(建築)」 https://ja.wikipedia.org/wiki/幅木_(建築)

  7. 7

    ツーバイフォー工法とも呼ばれる「枠組壁工法」の基本的な構造として正しいものはどれか。

    • A石膏ボードを使用しない構造である
    • B木材を一切使用しない構造である
    • C柱や梁の線材のみで建物を支える構造である
    • D屋根のみを面材で構成し壁は線材で支える構造である
    • Eフレーム状に組まれた木材に構造用合板を打ち付けた壁や床(面材)で建物を支える構造である

    正解: E. フレーム状に組まれた木材に構造用合板を打ち付けた壁や床(面材)で建物を支える構造である

    木造枠組壁構法(ツーバイフォー工法)は、フレーム状に組まれた木材に構造用合板を打ち付けた壁や床(面材)で建物を支える構造であり、19世紀に北米で生まれた。

    出典: 一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会「ツーバイフォー工法の特長」 https://www.2x4assoc.or.jp/build/trait/

  8. 8

    在来軸組工法と枠組壁工法(ツーバイフォー工法)の違いとして正しいものはどれか。

    • A両工法とも面材のみで支える点で同じである
    • B両工法に構造上の違いは存在しない
    • C在来工法は面材で支え、枠組壁工法は線材で支える
    • D在来工法(軸組構法)は柱や梁といった線材で建物を支えるのに対し、枠組壁工法は耐力壁と剛床を一体化した面材(箱型構造)で支える
    • E枠組壁工法は日本発祥で在来工法は北米発祥である

    正解: D. 在来工法(軸組構法)は柱や梁といった線材で建物を支えるのに対し、枠組壁工法は耐力壁と剛床を一体化した面材(箱型構造)で支える

    在来工法(軸組構法)は柱や梁といった線材で建物を支えるのに対し、枠組壁工法(ツーバイフォー工法)は耐力壁と剛床を強固に一体化した箱型構造、すなわち面材を基本とした設計で建物を支える。

    出典: 一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会「ツーバイフォー工法の特長」 https://www.2x4assoc.or.jp/build/trait/

  9. 9

    枠組壁工法(ツーバイフォー工法)が日本で技術基準として告示された年として正しいものはどれか。

    • A2000年
    • B1974年
    • C技術基準は現在も告示されていない
    • D1868年
    • E1945年

    正解: B. 1974年

    木造枠組壁構法は19世紀に北米で生まれ、日本では1974年に技術基準が告示された。

    出典: 一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会「ツーバイフォー工法の特長」 https://www.2x4assoc.or.jp/build/trait/

  10. 10

    枠組壁工法(ツーバイフォー工法)の耐震性に関する記述として正しいものはどれか。

    • A耐震性は在来工法より常に劣る
    • B耐火性と耐震性は無関係である
    • C耐震性に関するデータは一切存在しない
    • D面材による一体構造により高い耐震性を持ち、兵庫県南部地震などにおいて在来工法より被害が少なかったことが実証されている
    • E気密性が高いほど耐震性は低下する

    正解: D. 面材による一体構造により高い耐震性を持ち、兵庫県南部地震などにおいて在来工法より被害が少なかったことが実証されている

    枠組壁工法は面材による一体構造により高い耐震性・耐火性・断熱性・気密性・防音性を持つとされ、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)などにおいて枠組壁構法は被害が少なく、在来工法より耐震性が優れていることが実証されている。

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「枠組壁工法」 https://ja.wikipedia.org/wiki/枠組壁工法

  11. 11

    住宅の断熱材のうち、繊維系断熱材に分類されるものとして正しいものはどれか。

    • Aウレタンフォーム
    • Bフェノールフォーム
    • Cポリスチレンフォーム
    • D断熱材に繊維系という分類は存在しない
    • Eグラスウール(最も安価とされ、耐熱性・吸音性を備える)

    正解: E. グラスウール(最も安価とされ、耐熱性・吸音性を備える)

    繊維系断熱材にはグラスウール、ロックウール、セルローズファイバー、羊毛断熱材などがあり、このうちグラスウールは最も安価とされ耐熱性・吸音性を備えた一般的な選択肢である。

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「断熱材」 https://ja.wikipedia.org/wiki/断熱材

  12. 12

    住宅の断熱材のうち、発泡系断熱材に分類され現場発泡施工が可能なものとして正しいものはどれか。

    • Aロックウール
    • Bセルローズファイバー
    • Cグラスウール
    • Dウレタンフォーム(防水性と現場発泡施工が可能)
    • E羊毛断熱材

    正解: D. ウレタンフォーム(防水性と現場発泡施工が可能)

    発泡系断熱材にはウレタンフォーム、ポリスチレンフォーム、フェノールフォームなどがあり、このうちウレタンフォームは防水性を持ち現場発泡施工が可能という特徴がある。

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「断熱材」 https://ja.wikipedia.org/wiki/断熱材

  13. 13

    断熱材の性能に関する記述として正しいものはどれか。

    • A隙間があっても断熱性能には影響しない
    • B断熱材の基本的な機能は熱伝導・対流・熱放射による熱移動を防ぐことだが、隙間なく施工されなければ計算通りの性能にはならない
    • C断熱材はすべて同じ性能を持つ
    • D断熱材の役割は防音のみであり熱移動とは無関係である
    • E断熱材は材料の性能のみで効果が決まり施工方法は無関係である

    正解: B. 断熱材の基本的な機能は熱伝導・対流・熱放射による熱移動を防ぐことだが、隙間なく施工されなければ計算通りの性能にはならない

    断熱材の基本的な機能は熱伝導、対流や熱放射による熱移動を防ぐことだが、材料の性能だけでなく隙間なく施工されなければ計算通りの断熱性能は発揮されないという、施工段階の品質が重要である。

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「断熱材」 https://ja.wikipedia.org/wiki/断熱材

  14. 14

    建築物における「耐力壁」の定義として正しいものはどれか。

    • A音を遮断する目的のみで設置される壁
    • B耐力壁は取り外しを前提に設計される仮設の壁
    • C耐力壁は木造建築にのみ存在し鉄骨造には存在しない
    • D建物の装飾のためだけに設置される壁
    • E地震や風などの水平荷重(横からの力)に抵抗する能力を持つ壁

    正解: E. 地震や風などの水平荷重(横からの力)に抵抗する能力を持つ壁

    耐力壁とは、地震や風などの水平荷重(横からの力)に抵抗する能力を持つ壁のことである。

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「耐力壁」 https://ja.wikipedia.org/wiki/耐力壁

  15. 15

    耐力壁の配置バランスに関する記述として正しいものはどれか。

    • A耐力壁は建物の片側に集中させるほど安全性が高まる
    • B耐力壁はすべて建物の中心に集める設計が推奨される
    • C耐力壁の配置バランスは耐震性に一切関係しない
    • D開口部の位置は耐力壁の配置バランスと無関係である
    • E耐力壁は建物の片方に偏ることなくバランスよく配置しなければならず、例えば北側が全面耐力壁で南側が全面開口といった配置は地震時の建物のねじれを招き危険とされる

    正解: E. 耐力壁は建物の片方に偏ることなくバランスよく配置しなければならず、例えば北側が全面耐力壁で南側が全面開口といった配置は地震時の建物のねじれを招き危険とされる

    耐力壁は建物の片方に偏ることなくバランスよく配置しなければならない。これは地震時の建物のねじれを防ぐためで、例えば北側が全面耐力壁、南側が全面開口といったコの字型の配置は特に危険で容易に倒壊しうるとされる。

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「耐力壁」 https://ja.wikipedia.org/wiki/耐力壁

  16. 16

    木造住宅の耐震性を左右する要素に関する記述として正しいものはどれか。

    • A「柱や梁が太い=耐震性が高い」というのは誤りで、実際には耐力壁の量と金物による正しい緊結が耐震性を決定する
    • B柱や梁が太ければ太いほど耐震性は自動的に高まる
    • C耐震性は屋根の色によって決まる
    • D耐力壁の量は耐震性に影響しない
    • E耐震性は窓の数にのみ左右される

    正解: A. 「柱や梁が太い=耐震性が高い」というのは誤りで、実際には耐力壁の量と金物による正しい緊結が耐震性を決定する

    「柱や梁が太い=耐震性が高い」というのは誤解であり、実際には耐力壁の量と金物による正しい緊結が住宅の耐震性を決定する重要な要素とされる。

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「耐力壁」 https://ja.wikipedia.org/wiki/耐力壁

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